Wind River Linux 6登場

ウインドリバーは、組込みLinuxソフトウェアの業界標準である「Wind River Linux」の最新版を発表しました。最新版は、ARM、インテル、MIPS、およびPowerアーキテクチャの最新のハードウェアアーキテクチャをサポートします。また、Linuxカーネル、ツールチェーン、ユーザ空間も更新しています。

オープンソースの開発基盤であるYocto Project 1.5をコアの基盤として採用したWind River Linux 6は、アップストリームコンポネントとして最新のLinuxカーネルを使用しており、お客様がオープンソースコミュニティの最新技術を利用できるように商用サポートを提供しています。現在のインテル64ビットアーキテクチャのサポートに加え、ARM 64ビットプロセッサもサポートしており、組込みシステムに必要なデータ量の増大にも十分に対応することができます。

自社開発で組込みLinuxプロジェクトのメンテナンスを行うのは、コストと時間がかかり、リスクを伴います。ウインドリバーは実績のある商用ソリューションにより、組込みLinux開発におけるコスト、時間、リスクを削減することで、お客様の総所有コストの低減に貢献します。ウインドリバーがWind River Linuxのバージョンアップ、継続的なパッチやセキュリティ脆弱性の管理に行っている投資は、160人年以上の労力に匹敵します。組込みLinuxソリューションの実現にウインドリバーをご利用いただくことで、このような投資によって得られる恩恵をお客様も享受できます。

Yocto Project対応

Yocto Project CompatibleYocto Project準拠プログラムは、同プロジェクトの戦略的主導権の強化を意図しています。Yocto Projectの主要参加企業であるウインドリバーは、Wind River Linux をYocto Project Compatible製品(*)として構築しています。それにより、アーキテクチャ間の移植性の強化、ソフトウェアやミドルウェアの相互運用性の向上、組込みLinuxプラットフォームの変更コストの削減が可能です。

特長 Yocto Project Wind River Linux
カーネル、ツールチェーン、コアユーザ空間パッケージ、ビルドシステム
強化
多数の開発ホストに対応する機能やアーキテクチャで、常に商用レベルの品質を保証(QA) なし
長期的なカスタマーサポートとメンテナンス(SLAを含む) なし 毎月
サービスパックの定期的な提供(セキュリティ警告の修正など) 半年に1回 毎月
商用IPのレビューとライセンス開示書類の作成を実施 なし
シミュレーション、コンパイル、デバッグ、視覚化、解析用をはじめとする高度なツールを提供 なし

NFV(Network Functions Virtualization)とキャリアグレードLinux(CGL)

Network Functions Virtualization (NFV) と Carrier Grade Linux (CGL)
アドオンソリューション

Wind River Open Virtualizationは、オープンソース初の仮想化製品で、標準仕様のハードウェア上で超低レイテンシと高いスループットで動作し、ハードウェアのコンソリデーションに対応できます。オープンソースの精神を忠実に守りながら、新サービス展開に伴う時間的な制約、データトラフィックの増大に対応するスケーラビリティ、予算制限などの課題を解決します。

Carrier Grade Profile for Wind River Linuxは、初のLinux Foundation Carrier Grade Linux 5.0登録製品で、インテルアーキテクチャ、ARM、MIPS、PowerPCについてYocto Projectに対応しています。99.999%の可用性が要求される場合や、その他のキャリアグレードの厳しい仕様を満たす必要がある場合は、必須の選択肢です。

ハードウェアサポート

Wind River Linuxは、ARM、インテル、MIPS、Powerアーキテクチャをはじめ、豊富なハードウェアをサポートしています。ウインドリバーではインテルAtom™、インテル第2、第3世代Xeon®/Core™プロセッサ(Sandy Bridge、Ivy Bridge)、テキサス・インスツルメンツOMAP 3、フリースケールQorIQ P4080、LSI Axxia ACP34xx、ザイリンクスZynqなど、広く採用されているプロセッサに対応した、幅広いボードサポートパッケージ(BSP)を提供しています。

お客様のプロジェクトに必要なハードウェアが、Wind River Linux 用BSPのリストにない場合は、ウインドリバーのプロフェッショナルサービスチームが、カスタムBSPの作成を支援いたします。詳細については、ウインドリバーの営業または代理店にお問い合わせください。

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Wind River, a wholly owned subsidiary of Intel Corporation (NASDAQ: INTC), is a world leader in embedded and mobile software. Wind River has been pioneering computing inside embedded devices since 1981 and its technology is found in more than 500 million products