安全でセキュアな次世代のインテリジェントシステムを提供

グローバルな航空宇宙・防衛企業は、複雑でミッションクリティカルな要件を満たすために、安全でセキュアな、信頼性の高いシステムを提供するという課題に常に直面しています。しかも、状況認識の強化という要求は、広範囲に分散するリモートセンサーからC4ISRシステムの無人偵察機まで、幅広いインテリジェントシステムの隅々にまで及んでいます。最終的な接続性には、サイバーセキュリティの強化とサイバー攻撃機能の強化が求められます。

展開されるシステムが複雑になるにつれて、競合上の優位性、コスト管理、市場投入までの時間短縮といった従来のビジネス課題は、対応がますます困難になっています。OTS(commercial-off-the-shelf:複数の汎用パッケージの組み合わせ)のテクノロジとオープン標準を活用して相互運用性を高めれば、こうしたクリティカルなシステムでリスクを軽減することは可能です。しかし、競争の激しい今日の市場で成功するために、システム開発者は製品の寿命期間中、リスクを最小化できるテクノロジパートナーを選ぶ必要もあります。たとえば、ウインドリバーのようなパートナーです。

顧客事例

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NASAジェット推進研究所、キュリオシティ火星探査機

2012年8月6日、NASAは宇宙探検史上最先端の技術を駆使した自律ロボット型宇宙探査機キュリオシティを火星のゲール・クレーターに着陸させました。Wind River VxWorks®を使用して、現在または過去における生命の存在の可能性を探るこの探査オペレーションで、打ち上げから「恐怖の7分間」と呼ばれる着陸まで、そして火星上で行う複雑でミッションクリティカルなタスクまでを支えているのかをご覧ください。

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ノースロップ・グラマンX-47B UCAS

リアルタイムオペレーティングシステム(RTOS)であるWind River VxWorksは、米国海軍の無人戦闘航空システム実証機(UCAS-D)プログラムによる、X-47B航空機の主要テクノロジです。VxWorksは、ノースロップ・グラマン社ではUCAS-Dプログラムのソフトウェアプラットフォームに採用され、GE・アビエーション社ではUCAS-Dコンピュータ、ネットワーク、インタフェースエレクトロニクスの根幹である共通コアシステムの基盤に採用されました。

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ビジネス上の課題

統合

限られたフットプリントの中でCPU処理能力が向上し、マルチコアサポートが進んだことによって、プラットフォーム統合は今まで以上に現実味を帯びてきました。統合戦略はすでに、ARINC 653に基づくシステムで実証されています。サイズ、重量、および電力(SWaP)は大幅に低減し、将来的なテクノロジの刷新に対しても確固たる基盤となっています。

規制

商用の航空機用ソフトウェアは、すでにRTCA DO-178C /EUROCAE ED-12Cに準拠していますが、軍用システムと無人システムが商用航空機を共有するようになり、プラットフォーム認証の要件も高くなりつつあります。同時に、大規模な範囲でサイバーセキュリティ上の脅威も広がっているため、あらゆるネットワーク対応デバイスに対して新たな規制が出現しています。インテリジェントプラットフォームには、システムアーキテクチャと、生存のための適応という強固な組み合わせが必要です。

標準化

今後のプラットフォームが手頃な価格になるように、オープンアーキテクチャベースのシステムに移行し、アプリケーションの相互運用性と移植性を高めるという要求が一般的になっています。開発コストやサポートコストの削減という目標によって、オープンアーキテクチャベースの新しい標準(FACE™など)が後押しされ、これからのシステム調達に利用されつつあります。

特化する産業分野

セーフティクリティカルシステム

航空機の数が増え、無人航空機が導入されるとともに、安全性の認証を受けたシステムの需要も高まっています。システムの自律性と接続性が向上し、安全性評価を必要とするクリティカルなシステムは、もはやシングルエンドポイントのシステムだけにはとどまらなくなりました。ネットワーク対応デバイスでは現在、実現可能な安全性に向けたシステムアプローチの開発が求められています。こうした複雑さだけでなく、統合モジュラーアビオニクス(IMA)の利用による再認証で発生するコストを抑えるために、セーフティクリティカルシステムは今、統合化も進んでいます。

ミッションクリティカルなシステム

今日のコマンドアンドコントロールシステムは、多種多様な接続性と機能をサポートしながらも、秒以下の単位で反応し続けなければなりません。防衛予算が全体的に削減され、機能性に対する要求も高まるなるなか、企業独自の高価なシステムから、コスト削減と技術の容易な追加が保証されているオープンアーキテクチャベースのシステムへの移行が進んでいます。

通信

今日のネットワークは、COTSシステムを利用しながら機能を強化するという課題を抱えています。この課題を達成するには、高性能なマルチコアプラットフォームでグローバルな通信標準を実装するしかありません。IPv6が軍用ネットワークでも普及するにつれ、堅牢なシステム構築が不可欠になっています。脅威を監視してそれに対抗できる機能を備え、同時に戦場における状況認識をサポートするには、高帯域のリンクも提供できる必要があります。

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Wind River, a wholly owned subsidiary of Intel Corporation (NASDAQ: INTC), is a world leader in embedded and mobile software. Wind River has been pioneering computing inside embedded devices since 1981 and its technology is found in more than 500 million products