自動車業界は目まぐるしい速さで変化しています。電気自動車、先進運転システム、コネクテッドに対する更なる要求、自律走行車の開発推進など、この革命の中心にあるのはソフトウェアであることは明らかです。ウインドリバーは、AWSと協業し、自動車の設計、開発、運転のあり方を変えるこのエキサイティングな挑戦の一翼を担えることを光栄に思います。
車両がより自律的で高いコネクティビティが要求されるにつれ、高い処理能力とAI機能が必要になります。そこでご紹介したいのが、AWSとウインドリバーのパートナーシップです。ウインドリバーは、AWSと協業してクラウドからエッジまでのアプリケーション開発デプロイ向けDevOpsプラットフォームである『Wind River Studio Developer』を使用して、シームレスなエンドツーエンドソリューションを構築しました。AWSで利用可能となったこのソリューションは、クラウドとエッジのコンピューティングの利点を連携し、イノベーションを加速します。
クラウドで自動車用ソフトウェアを構築し、テストできることを想像してみてください。AWS上で動作するStudio Developerは、それを可能にします。AWSのグローバル・テクニカル・リードのステファノ・マルツァーニと私が、シリコンバレーのAWSプロトタイピング・イノベーション・ラボでご覧いただけるデモを交えた、コネクテッドカーへのソフトウェア更新のデプロイがいかに簡単かが分かる、この取り組みを紹介してるビデオをご覧ください。 AWS上のWind River Studioは、高速かつ効率的、そして自動車業界の高度な安全基準を満たすように構築されています。
AWS上でStudio Developerを使用する最大の利点の1つは、その柔軟性です。プロジェクトのニーズに応じて、コンピューティングやストレージのリソースをスケールアップまたはダウンできます。これにより、コストの最適化が図れるだけでなく、リソースの効率的な利用も実現します。さらに、Studio Developerには、世界中の自動車用ソフトウェア開発者が使用している最も人気の高い約30種類のツールが事前に統合されています。この標準化により、DevOpsのコスト削減と開発期間の短縮が実現します。
AWSは基本機能に加え、Studio Developerと連携する幅広いアプリケーションとインタフェースを提供しています。特に注目すべきツールはAmazon Qです。AIを搭載した生成型アシスタントとして開発者が問題を迅速に解決し、コンテンツを生成し、仕事を効率的に行うことをサポートします。これは、開発者の作業を簡素化し、生産性を向上させ、市場投入までの時間を短縮する自動化フレームワークの一部です。
AWSのスケーラビリティと、ウインドリバーのセーフティクリティカルなソフトウェアに関する深い専門知識を連携させることで、モビリティの未来に向けた新たな基準を創出します。AWSとの取り組みは、未来を構想するだけでなく、次世代の車両を形作る最先端のツールやイノベーションを活用して、着実に、積極的に未来を構築していくものです。
ウインドリバーは、AWSとともに、ソフトウェア定義車両のイノベーションを推進していきます。
シリコンバレーのAWSプロトタイピング・イノベーションラボでオンサイトデモをご覧いただけます。ご希望の方は、こちらからお申込みください。皆様のご参加をお待ちしております。