2023年4月25日 — カリフォルニア州アラメダ発 — ミッションクリティカルインテリジェントシステム向けソフトウェアを提供する世界的なリーダー、ウインドリバーは、特に航空宇宙・防衛業界において高度なコンピューティング能力が必要とされるミッションクリティカルなアプリケーションの厳しい要件に対応するため、業界をリードするプラットフォームがサポートするアーキテクチャを拡充したことを発表しました。Wind River Helix Virtualization PlatformではArmv8-Aアーキテクチャ向けにDO-178C DAL A認証エビデンスを提供するほか、最新のVxWorks® 653 では、PowerPC向けに更新されたDO-178C DAL A認証エビデンスを提供します。
DO-178C DAL A認証エビデンスを提供するHelix Virtualization Platformは、複数の異なる重要度のアプリケーションが混在した環境に対応する、安全認証取得可能なマルチコアとマルチテナント対応のプラットフォームです。民間及び軍用アビオニクスなど、さまざま業界のミッションクリティカルなユースケース向けに設計されており、アビオニクス(DO-178C)やオートモーティブ(ISO 26262)、インダストリアル(IEC 61508)、その他の同等規格の最高水準の安全認証規格が求められるソフトウェアと非認証ソフトウェアを単一のプラットフォーム上で実行することができます。また、ARINC 653にも対応しており、最新のハードウェアプラットフォーム上で堅牢なタイム/スペースパーティショニング機能を提供します。これにより、障害を隔離し、最小限のテストと統合要件でアプリケーションのアップグレードが可能になります。
DO-178C DAL A認証エビデンスを提供するVxWorks 653は、安全でセキュアかつ信頼性の高いマルチコアとマルチテナント対応のPowerPCアーキテクチャ向けプラットフォームです。ARINC 653にも対応しており、Helix Virtualization Platformと同等の堅牢性を備えています。
ウインドリバーの最高製品責任者、アビジット・シンハは次のように述べています。「インテリジェントエッジの普及に伴い、航空宇宙・防衛などの業界は、安全認証要件の複雑化など、独自の要件や課題に直面しています。Helix Virtualization PlatformおよびVxWorks 653では、最新の安全認証エビデンスを提供することでお客様の安全でセキュアな次世代マルチOSインテリジェントデバイスの開発に柔軟性を提供し、イノベーションの加速を支援します」
最も厳格なセーフティクリティカルなアプリケーションで実証されたウインドリバーのテクノロジーは、EN 50128、IEC 61508、ISO 26262、DO-178C、ED-12Cなどの厳しい安全認証要件に、企業がより容易かつコスト効率よく対応することを可能にします。
ウインドリバーは、120機種以上の民間航空機および軍用機において880件以上の安全性が要求されるプログラムで採用され、400社以上の顧客によって実証されたテクノロジーにより、航空宇宙・防衛業界のソフトウェア定義システムへの移行を推進しています。
ウインドリバーについて
ウインドリバーは、ミッションクリティカルなインテリジェントエッジ向けソフトウェアを提供する世界的なリーディングカンパニーです。40年以上にわたり、イノベーターかつパイオニアとして、最高レベルのセキュリティ、安全性、信頼性を数十億台を超えるデバイスやシステムに提供しています。ウインドリバーのソフトウェアと専門性は、オートモーティブ、航空宇宙・防衛、インダストリアル、メディカル、通信など、あらゆる業界のデジタルトランスフォーメーションを加速させています。ウインドリバーは、ワールドクラスのグローバルなプロフェッショナルサービスとサポート、および幅広いパートナーエコシステムによってサポートされた包括的なポートフォリオを提供しています。ウインドリバーの詳細については、以下をご覧ください。
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※本プレスリリースは2023年4月25日に発表したプレスリリースの抄訳です。
https://www.windriver.com/news/press/news-20230425