News Release
Hozon、最新のソフトウェア定義型車両のプラットフォーム開発にWind River Linuxを採用


20231010 カリフォルニア州アラメダ発 ミッションクリティカルインテリジェントシステム向けソフトウェアを提供する世界的なリーダー、ウインドリバーは、Hozon New Energy Automobile Co., Ltd.以下 Hozon)がHozon Automotive Intelligent Security Vehicle Platformの開発にWind River Linuxを採用したことを発表しました。

ウインドリバーの最高製品責任者(CPO)、アビジット・シンハは次のように述べています。「ソフトウェアは自動車業界の発展を推進し、自動車メーカーと消費者双方に新たな可能性を生み出し続けるでしょう。Wind River Linuxは、Hozonを始めとする革新的な企業のソフトウェア定義型車両の実現を加速する、高性能フレームワークの開発を支援します」

Hozonの最高技術責任者(CTO)、ダイ・ダリ氏は次のように述べています。「Hozon は車両開発においてイノベーションの限界に挑んでいます。パフォーマンスの最適化、セキュリティ、安全性の分野で専門知識を有し、長期サポートと現地化対応能力を持つ最高レベルのプロフェッショナルサービスを提供できる、自動車とLinux 両分野のエキスパートと協業することが重要です。その点で、ウインドリバーは最良のパートナーであると確信しています

Hozon Automotive Intelligent Security Vehicle Platformは、2025年より生産開始が予定されている、高性能なコンピューティングゲートウェイおよび車両制御用のハードウェア及びソフトウェアフレームワークです。オープンソースのフレームワークとツールを組込み、ソフトウェアアプリケーションの迅速な開発とデプロイメントを可能にします。Wind River Linux は、Hozonが求めるArm® シリコン上での高性能要件を満たす高い安定性とセキュリティを提供します。業界で最も高度な組込みLinuxプラットフォームであるWind River Linuxは、機器向けに最適化されたLinux OS上で動作する、堅牢で信頼性が高いセキュアな組込みソリューションの開発、デプロイメント、運用を支援します。

ウインドリバーとHozonは協業の一環として、先進的な高性能コンピューティングやV2X通信、先進運転支援システム(ADAS)などのソフトウェア定義型車両機能を実現する次世代型自動車インフラストラクチャソフトウェアの開発にも取り組みます。

 

NETA AUTOについて
Hozon New Energy Automobile Co., Ltd.は、2014年に設立された、研究開発イノベーション、インテリジェント製造、オムニチャネル販売サービスをベースにハードウェア製品とソフトウェアサービスを統合する、革新的なテクノロジー企業です。

Neta Autoは、Hozonが展開する自動車ブランドです。Neta Autoは「インテリジェントEVをすべての人に」をコンセプトに、運転体験をよりインテリジェントにするという責任を担うべく常識を打ち破り、「すべての人のための技術」という価値観をもって事業運営しています。Neta Autoは、製品と先端技術に焦点を当て、電気自動車の継続的な進化を促進し、技術開発の動向において主導的な役割を果たしています。

Neta Autoはこれまで、主力市場であるAセグメントとBセグメント向けにNeta GTNeta XNeta SNeta UNeta Vのほか、各種モデルを発売してきました。また、2021年に自社開発したインテリジェント車両プラットフォーム「Shanhai Platform」を発表したほか、ユーザと市場の新たな需要に応えるべく、Hozonインテリジェント・テクノロジー・ブランド「Haozhi」を発表しています。

ウインドリバーについて   
ウインドリバーは、ミッションクリティカルなインテリジェントエッジ向けソフトウェアを提供する世界的なリーディングカンパニーです。40年以上にわたり、イノベーターかつパイオニアとして、最高レベルのセキュリティ、安全性、信頼性を数十億台を超えるデバイスやシステムに提供しています。ウインドリバーのソフトウェアと専門性は、オートモーティブ、航空宇宙・防衛、インダストリアル、メディカル、通信など、あらゆる業界のデジタルトランスフォーメーションを加速させています。ウインドリバーは、ワールドクラスのグローバルなプロフェッショナルサービスとサポート、および幅広いパートナーエコシステムによってサポートされた包括的なポートフォリオを提供しています。ウインドリバーの詳細については、以下をご覧ください。   
www.windriver.com/japan  

 

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  Wind Riverは、Wind River Systems, Inc.およびその関連会社の商標または登録商標です。記載されているその他の商標は、各所有者に帰属します。 
 
本プレスリリースは20231010日に発表したプレスリリースの抄訳です。

www.windriver.com/news/press/news-20231010