最小限のダウンタイムまたはダウンタイムなしで常にシステムを
最新状態に
Wind River® Studioは、ネットワークを稼働しながらライブアップデートとアップグレードの自動化を実行することにより、コスト削減と効率アップを実現します。
Wind River Studioのシステムアップデートソリューション
包括的なアップグレード
アップグレードの対象は、OSとWind River Studio Cloud Platformコンポーネントです。アプリケーションのアップグレード対象には、Wind River Studio Cloud Platformアプリケーションのほか、Wind River Studio Cloud Platform統合サービスアプリケーションが含まれます。また、ベースのKubernetesと対応するプラグインもアップグレード対象です。
サービス提供中のアップデート
サービス提供中のアップデートは、ノードをオフラインにしたり、再起動したりすることなく、稼働中のシステムで実行されます。これには、既存のWind River Studio Cloud Platformのバージョンに対するソフトウェアアップデートのほか、バグやCVEの修正が含まれます。一部のアップデート(通常はカーネルまたはドライバのアップデート)では再起動が必要ですが、高可用性構成の場合はシーケンシャルな処理実行により最小限のダウンタイムまたはダウンタイムなしで行えます。
アップグレードの
オーケストレーション
分散クラウドがアップグレードのオーケストレーションを開始し、各クラウドがそのノードへのアップデートまたはアップグレードをオーケストレーションします。Wind River Studio Cloud Platformは、サブクラウドの同時アップデートとアップグレードをサポートし、処理を加速化します。
エアギャップデプロイメントの
サポート
エッジクラウドへのエアギャップアップデートとアップグレードのオーケストレーションサポートにより、リスクを最小化します。キャッシュされたデータを使用してローカルで実行することで、信頼性の高いネットワーク接続への依存度を低減し、アップデートとアップグレードを加速化します。
バックアップ/リストアによる
ロールバック機能
アップデートやアップグレードに伴う大規模なロールバックやリカバリーをオーケストレーションすることで、万が一、旧バージョンへのロールバックが必要な場合でも、システムを停止せずに常に稼働させることができます。
Wind River Studioで大規模なアップデートを実現
クラウドのアップグレードプロセス(下図)では、controller-0がアクティブになり、その間にcontroller-1をアップグレードします。アップグレードが終了すると、アクティブなコントローラはcontroller-1に切り替わり、その間にcontroller-0をアップグレードします。ワーカーノードのアップグレードは、同時または順次実施されます。
クラウドアップグレードのフロー
Wind River Studioは、単一ノードまたは高可用性を構成する多数のノードに対応し、必要に応じて拡張することができます。
単一クラウドで、あらゆる規模にも対応
デプロイメントの自動化
Wind River Studioは、セキュリティや新機能を追加するためのソフトウェアアップデートのデプロイメントを自動化します。
統合されたエンドツーエンドのローリングアップグレードソリューション
Wind River Studioのソリューションは自動化されており、少ないステップでノード間でローリングアップデートが可能です。Kubernetesコンテナを自動的に移動し、OpenStack VMを手順通りに移行します。
サービス提供中のアップデートと再起動が必要なアップデート
Wind River Studioは、カーネルの交換など、必要に応じてサービス提供中のアップデートと再起動が必要なアップデートをサポートします。再起動が必要なアップデートには、VMライブマイグレーションが使用されます。