オーケストレーションおよび運用をエンドツーエンドで
一元管理可能なプラットフォーム
一元管理画面により、遠隔地にある何千ものエッジノードを効果的に管理できます。
インフラ管理、アプリケーションのデプロイ、パブリッククラウドとの統合を効率化するWind River Studio Conductorは、業界固有の分散されたエッジシステムを自動化します。 サービスプロバイダーのインフラに必要なすべての要素を備えており、継続的インテグレーション、テスト、デリバリを可能にする、デジタル通信事業のデジタルトランスフォーメーションを支援する完全なソリューションです。
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主な特長
Wind River Studioにより、アプリケーションやサービスのモデル化、クラウドやデータセンターのあらゆる環境へのデプロイ、デプロイされたアプリケーションのモニタリング、問題や障害の検出、手動または自動による問題の修復、継続的なメンテナンスタスクの実行などの、ライフサイクル全体を通して自動化することができます。
マルチクラウドのオーケストレーション
プライベートクラウドとパブリッククラウドを組み合わせて利用する「ハイブリッドクラウド」などの分散環境におけるアプリケーションのデプロイと管理を自動化します。コア、エッジ、ファーエッジおよびパブリッククラウド上のマルチベンダーのサービスにも対応可能です。
ゼロタッチによるエッジ運用
コアからエッジまで完全に自動化します。アプリケーションカタログから必要なアプリケーションを選択し、キャリアグレードのクラウドプラットフォームにデプロイしてアプリケーションに必要なリソースを簡単、直感的かつ論理的にオーケストレーションできます。
一元管理
Conductorにより、分散されたネットワークを一元管理画面で運用することが可能です。さらに、エッジ全体で稼働中のマシンやサービス、アプリケーション(ハードウェア、クラウドプラットフォーム、ミドルウェア、各種アプリケーションなど)のオーケストレーションも自動化できます。
セキュリティ
シークレットストレージが搭載されているため、パスワードキーをWind River Studio内部に安全に保管し、脅威リスクを低減できます。
エッジ認識およびエッジ対応
単一拠点システムと完全な分散システムとの違いを認識可能なため、複数のクラウド環境にまたがるリソースを効果的に構築・管理できます。
5G vRANの選択
5Gの仮想無線アクセスネットワーク(vRAN)は、エッジからコアに対して超高信頼低レイテンシ・コミュニケーショ ンアクセスを実現し、完全にソフトウェアベースのアプリケーションに対応するために地理的に分散した 仮想化アプローチを用いて構築されます。vRANのような新しいネットワークアーキテクチャでは、単一事業者の基盤上に数万ものコンピューティングノードが配備されることがあります。
自動運転車をはじめとする5Gの新たなユースケースに対応するためには基盤を最適化する必要があります。ダウンタイムは許されません。このような新しいネットワークをサポートするために、通信事業は分散エッジ環境に最適化された商用グレードのKubernetes ソリューションである Wind River Cloud Platform に注目しています。加えて、Wind River Analyticsを活用し、エッジネットワークで生成されるあらゆるデータを分析して、その分析結果に基づいて意思決定を行うことで、ネットワークの安定運用を実現できます。OrchestrationはWind River Studioの重要な機能であり、エッジでのネットワークインフラストラクチャとサービスの構築と管理を単一プラットフォームで行うことを可能にします。