Wind River Studio プラットフォームヘルスは、プラットフォームに
関連する問題を迅速かつ正確にユーザに通知します。
Wind River Studio プラットフォームヘルスは、コンテナプラットフォーム内のさまざまなメカニズムから収集されたテレメトリによる分析が行われるため、個々のコンポーネントに対して時間的・空間的なコスト、負荷を増やすことはありません。このメカニズム内で収集された情報は、スケーリングやキャパシティプランニングのためにAPI経由で
利用することもできます。
Wind River Studioのプラットフォームヘルスソリューション
カスタマイズおよび設定可能な
ダッシュボード
Wind River® Studioプラットフォームヘルスは、サービス/コンポーネントとそのステータスを時系列で表示するダッシュボードを提供します。管理者や編集者は、Wind River Studioの各コンポーネントのコンテナ/サービスを照会して、稼働中か停止中かを判断できます。
サービスメッシュ
サービスメッシュは、必要に応じてアプリケーションに追加することができる専用のインフラストラクチャレイヤです。主な特長は、コードに追加することなく、機能を追加できることです。例えば、可観測性、トラフィック管理、セキュリティなどが挙げらます。
イベント履歴
各ノードの履歴データを表示し、パフォーマンスを分析することで、コスト削減が可能な場所を特定することができます。例えば、CPU使用率を分析することで、大型ノードではなく、より安価な中型ノードを使用する場所を決定することができます。
Wind River Studioプラットフォーム
ヘルスの仕組み
プラットフォームヘルスのユーザ権限は、管理者、編集者、閲覧者をToznyで設定します。チームの開発者や管理者などの承認されたユーザは、メッシュ、メトリクス、コンピューティング消費量、ネットワーク、およびクラスタオペレーションを確認できます。
プラットフォームヘルスのリファレンスアーキテクチャ
サービスメッシュは、Wind River Studioのコンポーネントに追加できる専用のインフラストラクチャレイヤです。サービスメッシュでは、IstioとKialiを使用することで、実装に使用するソフトウェアの種類やセキュリティを定義します。
サービスメッシュの概要
プラットフォームヘルスのモニタリング機能により、コンピューティング、ネットワーク、およびリソースデータの可視化を実現
プラットフォームヘルスは、Prometheus Operatorを使用して、簡単に操作できるエンドツーエンドのKubernetesクラスタ監視を提供します。この機能はKube-Prometheusスタック上に構築されており、Kubernetesマニフェスト、Grafanaダッシュボード、Prometheusルール、およびドキュメントが含まれます。
複数のシステムにまたがるリクエストやアクションのライフサイクル全体に関するインサイトを取得可能
プラットフォームヘルストレースにより、管理者とユーザは、マイクロサービスベースの分散システムを監視し、分散コンテキストプロパゲーション、分散トランザクション監視、根本原因の分析、サービス依存分析、パフォーマンス/レイテンシの最適化などのトラブルシューティングができます。