メディカル
FEDEGARI AUTOCLAVI

FEDEGARI AUTOCLAVI

VxWorksがFedegariのパフォーマンス保証を支援

医薬品や医療機器の無菌状態を保つためのリアルタイム制御システム

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「ウインドリバーが単なるRTOSプロバイダではないことは、すぐにわかりました。常に新しいソリューションの開発を支援し、すばらしいテクニカルサポートを継続的に提供してくれました」

—FEDEGARI AUTOCLAVI社オートメーションマネージャー、マッシモ・ゲルフィ氏

課題

Fedegari Autoclavi(以下、Fedegari)は、医療用滅菌器のリーディングベンダーであり、厳しい国際基準に準拠することが求められる医薬品や医療機器に対して、信頼性と費用対効果の高いソリューションを提供しています。同社の目標は、市販のハードウェアで動作する、性能に妥協しない、低コストで柔軟性の高い、堅牢で汎用性の高いリアルタイムプロセスコントローラを開発することでした。

アプローチ

ウインドリバーの業界をリードするリアルタイムオペレーティングシステムであるVxWorks®は、温度、湿度、圧力、気流の信頼性の高いリアルタイム監視と調整を支える安定したアーキテクチャを提供し、安定したパフォーマンスを実現します。Fedegariは、ウインドリバーの産業機器ソフトウェアプラットフォームの専門知識を活用して、医薬品や医療機器の滅菌器向けに信頼性が高く、アップグレードが容易な制御システムを構築しました。

導入効果

制御ソフトウェアは標準的なプラットフォーム上で動作するため、Fedegari社は特定の顧客のニーズに合わせて新しい制御モジュールや通信モジュールを柔軟に作成することができます。また、このアーキテクチャにより、ソフトウェアを介して滅菌器の性能をアップデートすることが可能となり、高価な滅菌器の耐用年数を延ばすことができました。